ExcelのCOLUMN関数

COLUMN関数は、指定したセルやセル範囲の列番号を返すための関数です。特定のセルがどの列に位置しているかを確認したり、列番号に基づいた計算を行いたい場合に非常に便利です。ここでは、COLUMN関数の使い方を詳しく説明します。

COLUMN関数の基本

COLUMN関数の構文

まずは、COLUMN関数の基本的な構文を見てみましょう。

=COLUMN([参照])

• 参照（省略可能）: 列番号を取得したいセルやセル範囲を指定します。参照を省略すると、関数が入力されているセルの列番号が返されます。

例1: 基本的なCOLUMN関数の使用

以下のようなデータを使用して、COLUMN関数を試してみます。

手順

1. セルC2をクリックして選択します。
   
2. 「数式」タブから関数を選択:
   • リボンメニューの「数式」タブをクリックします。
   • 「検索／行列」のリストから「COLUMN」を選択します。

     

3. 参照の入力:ダイアログボックスに、参照としてA1を指定します。

   

4. セルC2に「商品名」の列番号（1）が表示されます。同様に、D2に「価格」の列番号（2）を表示させることが可能です。

   

COLUMN関数の注意点

• 参照の指定:COLUMN関数を使用する際には、参照を正確に指定することが重要です。間違った参照を指定すると、意図しない列番号が返される可能性があります。
• 参照の種類:
  • • 絶対参照: 常に固定されたセルを参照します。

  =COLUMN($A$1)

  • • 相対参照: コピー先のセルに応じて参照が変わります。

  =COLUMN(A1)

  • • 複合参照: 列または行のいずれかを固定します。
      • 列を固定する場合：

  =COLUMN($A1)

  • • • 行を固定する場合：

  =COLUMN(A$1)

他の関数との組み合わせ

COLUMN関数は、他の関数（例えば、INDEX関数やMATCH関数）と組み合わせることで