CONCAT関数の使い方
CONCAT関数は、複数のセルや文字列を結合して1つの文字列にするための関数です。データの結合やフォーマットに非常に便利です。以下では、CONCAT関数の使い方を詳しく説明します。
CONCAT関数の基本
CONCAT関数の構文
まずは、CONCAT関数の基本的な構文を見てみましょう。構文は以下の通りです。
=CONCAT(文字列1, [文字列2], …)
- 文字列1, 文字列2, …: 結合する文字列やセル範囲を指定します。複数の文字列やセル範囲をカンマで区切って指定できます。
基本的なCONCAT関数の使用例
目的: 商品の名前など、複数の情報を結合して新しい文字列を作成します。
手順
- 取り出した文字列を表示したいセルを選択します(例: E2)。
- Excelの「数式」タブから関数を選択します。
- 「文字列操作」カテゴリから「CONCAT」関数を選び、「OK」をクリックします。
- 「関数の引数」ダイアログボックスに以下の内容を入力します。
- 文字列1: 結合したい1つ目の文字列が入力されているセルを選択(例: A2)。
- 文字列2: 結合したい2つ目の文字列が入力されているセルを選択(例: B2)。
- 文字列3: 結合したい3つ目の文字列が入力されているセルを選択(例: C2)。
- 必要に応じて、さらに結合したい文字列やセルを追加可能です。
- 「OK」をクリックして入力を確定します。
- 指定したセル(例: F2)に結合結果が表示されます。
- F2セルの右下隅をダブルクリックするか、下にドラッグすることで他の行にも自動で適用されます。
使用例
以下の例では、A列の商品名、B列のCPU、C列の年式を結合してF列に新しい商品名を作成しています。
A列: 商品名 B列: CPU C列: 年式 F列: 結合結果 ------------------------------------------- A2: ノートPC B2: Core i5 C2: 2023年 F2: ノートPC Core i5 2023年
ポイント
- CONCAT関数は、複数の文字列を順番に結合します。
- 引数には、文字列、数値、セル参照などを指定できます。
- 文字列を結合する際、間に区切り文字(例: スペースやハイフン)を挿入したい場合は、以下の方法があります。
- CONCAT関数内で直接区切り文字を指定する(例:
=CONCAT(A2, " - ", B2, " - ", C2)
)。 - 別のセルに区切り文字を入力し、それを参照する。
- CONCAT関数内で直接区切り文字を指定する(例:
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