SUMIF関数の基本
SUMIF関数は、特定の条件を満たすセルの値を合計するための非常に便利な関数です。以下に使い方を詳しく説明します。
SUMIF関数の構文
SUMIF関数の基本的な構文は以下の通りです。
=SUMIF(範囲, 条件, [合計範囲])
- 範囲: 条件を適用するセル範囲を指定します。
- 条件: 合計する条件を指定します。
- 合計範囲(省略可能): 合計するセル範囲を指定します。省略すると、範囲のセルが合計範囲として使用されます。
基本的なSUMIF関数の使用
目的: 特定のカテゴリ(例:「カメラ」)の商品の金額など、ある条件に合致する数値のみを合計します。
使用例
- 合計を表示したいセル(例:C12)を選択します。
- 「数式」タブをクリックし、「数学/三角」カテゴリから「SUMIF」関数を選択します。
- 「関数の引数」ダイアログボックスが表示されるので、以下の引数を入力します。
- 範囲: 条件を適用するセル範囲を指定します(例:
B2:B11
)。 - 条件: 合計の対象となる条件を指定します(例:
E2
セルの「カメラ」)。 - 合計範囲: 合計を求めたい数値の範囲を指定します(例:
C2:C11
)。
- 範囲: 条件を適用するセル範囲を指定します(例:
- 「OK」をクリックして、SUMIF関数の入力を確定します。
例として、C12セルに「カメラ」カテゴリの商品金額の合計が表示されます。
ポイント
- SUMIF関数は、一つの条件で合計を求める関数です。複数条件を扱う場合は
SUMIFS
関数を使用します。 - 検索条件には、ワイルドカード(
*
や?
)を使用できます。 - 条件には、セル参照だけでなく、直接数値や文字列を入力することも可能です。
- 合計範囲と条件範囲のサイズは同じである必要があります。
まとめ
SUMIF関数は、特定の条件を満たすデータの合計を簡単に求められる強力なツールです。データ分析やレポート作成の効率を大幅に向上させることができます。ぜひ活用してみてください!
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